ネイルスクールに通って資格も取得した。でも実際にネイルサロンの面接で実技試験では通用しなかった、、、というネイリストさんに、資格取得だけでなく本当に学んでほしいことがあります。

資格取得することばかりが頭にあって、サロン面接では実技試験もうまくいかなかった、という経験はありませんか?

スクールに通って資格も取得できた。だけど実際にサロンの面接の実技チェックで不合格。試験内容は実際にモデルの手に基本のカラーを塗ることと、デザインを考えてチップを作成すること。

フレンチが苦手だから、少しガタついてしまっていたかな。チップでの練習ではうまくいくんだけど、実際に人の指となると難しい。人によって形や薄さが違うし、動かし方も慣れていないし。

デザインを考えるのも好きなんだけど、結局インスタを見てほとんど同じものを作っているから斬新さもないし。

どうやって勉強したらいいんだろう。デザインセンスなんて教わるものではない気がするし。

いよいよネイルサロンで働ける!と思っていたのに、面接の実技試験で落ちてしまったとなれば、これ以上どうしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。

せっかくスクールに通って、楽しくなって、資格も取れて。スクールでは受講者同士で練習もしてきて、苦手を克服するために先生にも丁寧に教えてもらった。この先は誰に何を教わればいいの?どんな勉強や練習をすればいいの?と途方に暮れてしまうことでしょう。

Contents

ネイルサロンの立場からの採用について

サロン側としてはできるだけ即戦力となる人材を採用したいと思っています。資格があるかどうかではなく、すぐ動けるか、なのです。

働くとなったらお給料を支払うことになります。お給料はお客様からいただく施術代から出ていますので、20万円の給与だとしたらそれ以上すぐにできるかどうか、を見ています。

そこで何を見ているかというと、面接で人柄や仕事に対する考え方なども重要視していますが、それをクリアしたとしても、スピード感を持ってきれいに仕上げることができるか、どんな爪にも対応できるか、センスのいいデザインを考えられるかがポイントなのです。

そうはいっても最初から完璧にできる人はいないことも理解しています。今後できるようになる可能性があるか、できるように努力する人かどうかで採用します。

サロンワークを踏まえた練習を。

それではどうしたらいいかというと、まずはサロンワークを知ることです。働いてみないとわからないことが多いと思いますが、想像してみたり、お客様としてサロンに行って観察してみたり。

そのサロンにとってどんな人材が必要なのか、を知ることです。

とにかくスピードを重要視しているサロン、きれいな仕上がりなどの技術力を売りにしているサロン、デザインセンスが他のサロンとは違うサロン。

もちろん全て平均以上にできることが望ましいのですが、特に何を重視しているかを知っていると、技術チェックの際にどこに力を入れたらいいかがわかります。

学んでほしいことは3つ

スクールでは資格取得をメインとしていることが多いですが、サロンワークでは大きく分けると3つの学びや練習が必要です。

1.技術力
時間内にきれいに仕上げること

2.センス
色やパーツのバランス良く仕上げること

3.接客
トークの中でお客様のご要望を引き出す力

資格が取れたから安心!ではなく、実際に働くことを考えて次に進むための勉強や練習をしてくださいね。

3つの学びこそが一流ネイリストへの道です。

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