すべてのネイリストが新しいデザインを思いつき、それを表現できるとは限りません。
ネイリストになったら、お客様に新しいオリジナルデザインを提案して喜んでもらおう。そう思っていたけれど、私がお客様にしているデザインはどこかで見たことのあるようなものばかり。
「丁寧で、仕上がりもきれい」「長持ちするからうれしい」とお客様にはいっていただけるけど、本当は誰ともかぶらないデザインで喜んでもらいたい。
あとから入ってきた私より若いスタッフは、いつも楽しいデザインでお客様と会話も盛り上がっているし。もしかして私はネイルの仕事に向いてないかも?
創造する仕事は私には無理なのかな。最近そればかり考えて少し落ち込んでしまっている。
そんな風に考えているあなたは、技術に優れているネイリストだと思います。仕事が丁寧で、だから接客も丁寧。際まできれいに塗ることもでき、ケアもとっても上手なタイプ。それでももっと良いサービスをと考えているなんて、とても向上心がある証拠です。
Contents
オリジナルデザインを作るのが苦手なのはなぜか。
デザインを1から作るのが苦手なネイリストはたくさんいますがなぜ苦手なのか。
それは人はそれぞれ得意なことがあるから。右脳派で感覚で情報を仕入れて感覚でアウトプットすることができるネイリストはそんなに多くありません。
左脳派のネイリストは理屈がわからないとデザインが作れないということもあるのです。
そしてネイリストは職業の能力としていくつかのタイプに分けることができ、技術派、デザイン派、接客派に大きく分けることができます。そしてそれらを二つ併せ持っている人、すべてを持ち合わせている人もいます。
■技術派
ハイクオリティな仕上がりが実現できる技術のスペシャリスト。ケア上手で必然的に持ちも良く、仕上がりがとってもきれいに見えるタイプです。仕上がりがきれいでないとどんなに素敵なデザインもチープに見えるため、重要な部分でもあります。
■デザイン派
新しいデザインを創造することが得意で、独創的なデザインもできるため、ほかの人にはできないデザインを求める根強いファンが付きやすい。一から考えることができるため、新しい色の組み合わせやパーツの配置、塗り方などを思いついて表現できたときにお客様と一緒に喜べます。
■接客派
聞き上手、リアクション上手でお客様を飽きさせないタイプ。ストレス発散やおしゃべりをしたい人などが毎月会いに来るというケースも多く、施術中も常に笑いが絶えないなど楽しい空間づくりのプロフェッショナルです。
「右脳派・左脳派」「技術派・デザイン派・接客派」など、得意な分野や特徴的な強味は誰にでもありますから、デザインを1から生み出すのが苦手な人はたくさんいます。
ではどうしたら左脳派の人や接客派・技術派の人=オリジナルデザインを作るのが苦手なネイリストがセンス良く仕上げることができるのでしょうか?
デザインセンスが無くてもオリジナルデザインをセンス良く仕上げる方法
センスが無くても、3つのデザインの基礎がわかっていると、おしゃれなデザインを作ることができます。
①配色デザインのルール
②形の組み合わせのルール
③質感の組み合わせのルール
以上の3つのルールをしっているだけで、おしゃれなデザインをさっと作ることができるのです!
個人の感覚に任せっぱなしのところが多いネイル業界ですが、実はデザインルールを学べばだれでもできるようになります。
まとめ
デザインの基礎を知ることで感覚だけに頼っていたデザインを理論で考えて自分のオリジナルデザインを作ることができるようになります。
センスがない!と悩んでいる方も、基本のルールを身に着けて、その場でぱっとおしゃれに仕上げられるネイリストを目指してくださいね。
もともと持ち合わせている技術力や接客力と組み合わせれば、最強ネイリストになれます!
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