現在ネイリストの方やネイリストを目指す方はさまざまな悩みや不安を抱えています。あなただけではありません。
技術に関してはまだまだ向上しないといけないかもしれないけど、問題ないくらいにはなっている。でもお客様との会話が苦手で、うまくデザインの提案ができない。そのせいか、リピート率や指名率も他のスタッフと比べて低い方だ。みんなは指名を増やしたり次回もご予約いただいたりしているのに、自信が無くなってきた。
たいていのデザインはできるし、お客様の持ち込みデザインも再現できる。でもデザインに悩まれるお客様や、お任せと言われると、自分のセンスに自信がなくてうまくご提案できない。結局サンプルにあるデザインに落ち着いてしまい、お客様が満足しているかどうかも不安。オイルやクリームを販売しないといけない店舗なのだけど、ネイルをしに来たお客様に物を売るのが苦手。欲しいかどうかもわからないのに押し付けている気分になってしまう。歩合制なので、物販ができないと給与も増えない。教わった通りの言葉をかけているのだけど、私だけ販売数が少なく申し訳ない。
毎日集客のことばかり考えていて本当に疲れる。私はネイリストとしてお客様の爪をきれいにすることが仕事なのに、これでは集客が仕事になってしまう。もっとお客様がどんどん入るお店に移りたい。
枠新規のお客様とどんな話をしていいかわからない。話をふってみても私が入るお客様はあまり話をしてくれない気がする。他のスタッフはみんな楽しそうに話をしているのに、どうしてだろう。話さないと、と考えると余計にうまくいかない。
枠未経験だからか、働きたいサロンでは面接も受けさせてもらえない。面接を受けさせてくれるサロンはスタッフ人数も多く、一日に10人くらいのお客様に入るスピード重視のお店ばかり。オリジナルデザインを一緒に考えて楽しんでもらえるサロンには就職できないのだろうか。
ネイリストの悩みは尽きません。
ネイルの検定試験で資格取得をしても、実際にサロンワークとなると試験とは全く異ります。これからの時代は一流のネイリストが求められます。
2020年春。世界中の人の価値観が変わりました。たいていのことがオンラインでできることがわかり、人と会うことが貴重なことになっていきます。たくさんの情報があふれていることも知りました。どの情報が本当でどれが偽りか。それを見抜く目を持つようになります。
そうなると、今後様々な選択肢の中からネイルサロンやネイリストを選ぶという行動の優先順位はどうなるでしょうか?ネイルサロンに行くという行動を選択しても、さらにどのネイルサロンでどのネイリストにお願いしようかというところでまた選択されます。
貴重な時間を誰とどう過ごすかが今後もっと大切なことになってくることは間違いありません。
今から本物の一流ネイリストになる必要があるということです。一年以内に様々なことが変化していきます。その間に準備ができているひとだけが選ばれ続ける時代となります。
Contents
一流のネイリストとは
一流のネイリストは、技術一点張りではありません。ネイリストの仕事は多岐に渡り、技術職でありながらコミュニケーション能力を必要とされる接客業でもあり、センスを求められるクリエイティブな仕事でもあります。
昔のネイルサロンは、サンプルからデザインを選んでもらい、たわいもない話をしながらサンプル通りに仕上げるだけでお客様に喜ばれていました。
ですが、これからの時代はいままでのようなサロンでは通用しなくなっていきます。
ネイリストが悩みを抱える理由
ネイリストの仕事は技術一点張りではないと言いましたが、ネイリストのほとんどが技術の向上に興味があり、そこに時間をかけて日々トレーニングの努力をしています。
ですが、ネイリストの仕事は技術だけではありません。
これまで相談の中でも技術に自信があるネイリスト、技術を売りにしているネイリストほど、隠れた悩みが多いことがわかっています。
ネイル業界も時がたち、時代の流れとともに求められる価値が変わってきていることに気付かず、技術の向上にばかり目を向けていると、他のスキルが鈍ってしまい、成長とともに悩みが増えてくるのです。
ネイリスト=技術職という考えを持っていることが悩みを抱える根本理由なのです。
ネイリストの悩みを解決するには
ネイリストの悩みはデザインセンスのことから接客のこと、人間関係のことまで様々ですが、全てはデザインセンスと接客コミュニケーション力の向上で解決できます。
デザインセンスがよければお客様へのご提案に自信がつくので、自然とコミュニケーション能力も上がっていきます。
また、接客コミュニケーションが得意になると、お客様の潜在的なニーズを引き出すことができ、お客様にとってワクワクするデザインをご提案できます。
これらができるようになることで自信が付き、人間関係での悩みなど気にならずお客様に目を向けることができ、ビジネスセンスも身についていきます。
それから、未経験者も最初からセンスと接客のスキルを持ち合わせていると、面接のチャンスが増えることにもつながります。サロンでは接客がスムーズにできること、デザインのご提案ができることが一番の貢献になるからです。
そしてその前に、まずは自分がどのようなネイリストになりたいか、どんな働き方をしたいのか、開業される方はどんなネイルサロンにしたいのかという根本を考えることが最も大切なことです。そこから自分スタイルのセンスと接客が出来上がっていきます。
まとめ
ネイリストの仕事はお客様の施術はとっても楽しく、「ありがとう」と言っていただけることも嬉しく、やりがいもあります。
ですが、一方ではなんとなくいつも不安を抱えているのです。
その不安や悩みを解決させるためには「技術」だけではなく「接客コミュニケーション」と「デザインセス」の力を向上させるきとでバランスの良いネイリストとなり、自信がつきます。
これからの時代はどの職業でも「技術だけ」では通用しなくなると言われています。
ネイリストも同じです。このことにいち早く気付き、取り組むことで将来長く楽しく働き続けることができるネイリストになれます。
PRONAILは向上心のあるネイリストを応援します。
ネイルは人の心えお豊かにします。自信が持てたり、楽しい気分になったり、明るい気持ちになったり。
そんな人々の豊かさに繋がるネイルをもっと広めるために、ネイリストやネイルサロンを応援しています。