自分が得意な、または好きなデザインをご依頼頂いときはテンションが上がりますよね。
だけど苦手なテイストの場合、わからないことが多い、ということはありませんか?
私は可愛い系が好き、ふんわりした花柄やキラキラのストーンをつけて女子っぽく。色合いもピンクを中心にパステル系を使った配色が得意。
だけどたまにいらっしゃる大人っぽくかっこいいモード系デザインが好きなお客様にはきちんと喜んでいただけているのだろうか。
だいたいそういう方はリピートしないのもわかってる。色をくすませて、縦ラインとか横ライン使えばいいのかなと思ってるけど、何がわからないのかもわからないから、よさそうな他のサロンのデザインをそのまま書いてしまうことが多いかな。
リピートされないのも仕方ない。プロとして自分が嫌いなデザインもさらっとできたらいいなとは思うけど。
こんな風に考えたことはありませんか?
自分の個人サロンだったら、好きなデザインを打ち出して、同じ好みのお客様だけ集客するということもできるかもしれません。
でも、サロンにお勤めだと、いろんな好みのお客様がいらっしゃいます。
そんなときにお客様が自分の好みと明らかに違うという服装やヘアスタイルをしていると、「どうしよう、、、」と思う人もいるでしょう。
Contents
好きなテイストのデザイン以外が苦手になる理由
人は自分が好むものや安心するもの以外は、目に入ってこないものです。
そして、いつも自分の得意なものや好きなものばかりを見ていると、違うテイストが理解できないようになって来てしまうのです。
また、デザインの知識が無いネイリストは、見たことのあるデザインしかできませんので、とっさにテイストの異なるデザインに対応できないということもあります。
好みではなテイストのデザインに対応するために。
SNSでデザインをチェックする際に苦手なデザインも見るようにするだけでも、潜在的な感覚が変わってくるのでお勧めです。
視野を広げて好みではないテイストのデザインやファッションなどもチェックして、その良さを見つけるのです。
引き出しが増えることで、アレンジ力が付き、デザインの幅も広がります。
ですが、だれでもデザインの好き嫌いはあると思います。もし見たことのあるデザインしかできないということでしたら、しっかりとデザインの基礎を学びましょう。どんなテイストのデザインも簡単にできるようになりますよ。
例えば、パステルカラーで曲線的なラインやパーツを使うとフェミニン系、かわいい系になりますが、深みのある色で角ばったパーツや直線的なラインを使うとかっこよくなります。
本当はもっと細分化でき、色と形と質感の組み合わせでいろんなテイストにできるのです。
そしてそれらは法則があるので、覚えてしまえばあとはアレンジできるようになります。
まとめ
デザインテイストが偏っているネイリストは、好みのデザインばかり見ているということになります。
好き嫌いではなく、それぞれの良さを探すために好みではないデザインも目にするようにしてみましょう。
そして更に、デザインの基礎を学ぶことでアレンジ力が付き、デザインの幅が広がります。
まずはチップ作成で色と形と質感のバランスをいろいろ試してみてくださいね。
【関連記事】
▶配色のイメージ~センスアップして提案上手になるための配色知識~
▶トーンのイメージについて~お客様のイメージしている仕上がりに近づけるために必要なトーンの知識~
一流のネイリストを目指すあなたにおすすめの講座
ネイリストのための学びが詰まったプロネイル講座の詳細はこちらです。
お問い合わせや説明会はこちら。